投資は、常に冷静な判断が求められる分野ですが、多くの投資家が感情に振り回されて判断を誤り失敗してしまいます。
特に、相場の暴落時には焦りや恐怖に駆られ、不適切な売買をしてしまうことが少なくありません。
また、大きなお金を投資している時も細かい値動きや情報に対して敏感になり、冷静な判断が難しくなるものです。
そこで本記事では、投資においてメンタルを安定させるための基本的な習慣について紹介します。
本記事を読むことで得られるメリットは以下になります。
・相場の暴落時に冷静でいるための方法が分かる
・損失を受け入れて次に活かす思考法を身につけることができる
これから投資を始めようとされている方や、冷静な投資判断ができずに悩んでいる方は参考にしていただけますと幸いです。
感情に振り回されない投資スタイルの作り方
投資で感情が乱れる原因とは?
投資でメンタルが不安定になる主な原因は、以下のようなものがあります。
☑他人の意見に左右される(SNSやニュースに影響を受けやすい)
☑損失を過度に恐れる
☑大きく儲けたいという欲が出る
これらの感情に振り回されると、冷静な判断ができなくなり、結果的に損をすることが増えます。
では、どうすれば感情をコントロールし、安定した投資スタイルを築けるのでしょうか?感情をコントロールするためには、可能な限り言語化することが大切です。
① 投資ルールを明確にする
感情を極力排除し、機械的に判断できるようになるためには、自分の投資ルールを確立する必要があります。例えば、以下のようなルールを決めるとよいでしょう。
「企業の財務状況を確認し、PERが〇〇以下の時に買う」
●売却ルール
「10%の利益が出たら売却する」「5%下落したら損切りする」
●資金管理ルール
「1つの銘柄に投資するのは全体資金の〇%まで」
このようにルールを決めておけば、感情に流されず、客観的な判断がしやすくなります。1つ1つのルールは、より具体的に定めておきましょう。
② 長期投資の視点を持つ
短期の値動きを気にするとどうしてもメンタルが乱れがちですが、長期投資の視点を持ち、「企業の成長を見守る」というスタンスを持つことで、焦らず投資を続けることができます。
例えば、短期的に株価が下がっても、その企業のビジネスが順調であれば、長期的には上昇する可能性があります。
短期間の値動きではなく、「5年後、10年後の成長」を意識することで、日々の値動きに振り回されず、誤った判断を防ぐことができるということです。
相場の暴落時に冷静でいられる方法
① 暴落はチャンスと捉える
相場が暴落すると、多くの投資家がパニックになり、株を売りたくなります。しかし、過去のデータを見ても、暴落後に相場が回復するケースは多々あります。
例えば、リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)の際も、一時的に市場は大きく下落しましたが、その後数年で回復しています。
暴落時に「これは買いのチャンスかもしれない」とポジティブに考えられるようになると、メンタルも安定させることができるでしょう。
② 暴落時に備えてキャッシュポジションを持つ
市場が暴落すると、資産が減ることで精神的なストレスが増えます。そのため、常に現金(キャッシュ)を一定割合持っておくと、安心感が生まれます。
例えば、「投資資金の30%は現金として持つ」などのルールを決めておくことで、暴落時にも余裕を持って対応できます。
常に一定の余裕(現金)を持っておくことで、日々の取引においても冷静に判断しやすくなると言えるでしょう。
③ 過去の暴落データを把握しておく
歴史を学ぶことで、暴落時に冷静に対応できるようになります。例えば、以下のような過去の暴落データを見ておくと、「今回もいつか回復するだろう」と落ち着いて考えられます。
2020年:コロナショック(S&P500が約30%下落)
どちらも一時的には大きく下落しましたが、数年後には市場は回復しています。このような歴史を学ぶことで、「暴落は投資の一部」と捉えられるようになり、冷静さを保つことができます。
損失を受け入れ、次に活かす思考法
① 損失は「必要経費」と考える
投資には損失がつきものです。どんなに優れた投資家でも、100%成功することはありません。
損失を「失敗」と捉えるのではなく、「投資の必要経費」と考えることで、精神的なダメージを減らすことができます。
例えば、飲食店を経営している人が「材料費や光熱費がかかるのは当然」と考えるように、投資家も「損失は避けられないコスト」と考えると、気持ちが楽になります。
② 損失の原因を分析する
ただ損をして終わるのではなく、「なぜこの投資で損をしたのか?」を分析することが大切です。
・企業の財務状況をしっかり確認していたか?
・感情的に売買していなかったか?
このように振り返ることで、次回の投資判断に活かすことができます。
③ 損失後の行動をルール化する
「損をしたらどう行動するか?」を事前に決めておくと、冷静に対処しやすくなります。例えば、「損切り後は3日間取引を控える」などのルールを決めることで、感情的な取引を防ぐことができます。
まとめ
投資でメンタルを安定させるためには、以下の3つのポイントが重要です。
☑相場の暴落時に冷静でいる方法を知る(暴落はチャンス、キャッシュを持つ、過去のデータを学ぶ)
☑損失を受け入れ、次に活かす思考法を身につける(損は必要経費と考え、原因を分析し、行動をルール化する)
これらを意識しながら投資を続けることで、冷静な判断ができるようになり、長期的に利益を出しやすくなります。
メンタルを安定させる習慣を身につけ、着実に資産を増やしていきましょう!
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